200kツーリング 1回目
久しぶりのミッション車。 乗り出してしばらく左足ブレーキを存在を忘れていた。 前ビッグスクーターがいかにロングツーリングに向いた車種だった か思い知る。風防のない影響で、 以前のビッグスクーターで走行時に始終鳴っていたヘルメット風防 のカチャカチャ音が一切消えた。以前はスクリーンで風が遮られ、 振動で風防が鳴っていたのが、 現在は風防が風で押さえつけたら音が消えた。 ヘルメットのせいではあるのだが、 体感的にはビッグスクーターより静か。
そもそもエンジン音が小さくて驚いた。
ただ、風防の隙間から流れ込む風で目が乾く。
スカイウェイブに比べて、 ハンドル前のクラッシャブルゾーンともいえる部分が全くなくなり 、 なにかにあたったはずみで前に1回転するのではないかと感じる。
ケツ割れシート、の異名も見た覚えがあったがそれほど悪くない、 と思えたのは最初の1時間。一度痛み出してからは、 休憩はさんでも乗りだし30分でお尻の痛みが続く。 シートが全体的に盛り上がっており、 お尻の落ち着きどころが見つけられない。
慣らし運転のため、今は気にならないが、 まちがいなく幻の5速を探す事になりそうだ。ただ、 このバイクの与えられた役割を考えれば、十分なスピードで、 逆に5速は不要と感じる。
荷物は乗らないが、分かっていたことなので特に気にならない。
久しぶりのミッション車でクラッチを切る左手握力が死ぬ。
200Kツーリング 2回目
一挙に体が慣れた。
お尻の痛かったシートは、快適とまではいかないが、 以前のように苦痛になるほどの痛みは感じない。 クラッチでの握力もシート隙間からの風による目の渇きもさほど感 じない。体が順応している。
今回はタンクバックをつけた。 以前SR125やバンディット400で使用していたタンクバッグ を引っ張り出して装着。タンクが小さいためにぎりぎりだが、 水場探しと日帰り温泉目的には十分な収容。 これ以上の荷物を積むなら車を選択する。 リアボックスはカブやベンリイを除いて、バイクに合わない( 個人的見解)。
今回は幹線道路を通る事が多く、 慣らし運転の50キロ制限がきつい。 後ろの煽りが気になるだけで、バイクとして30キロ~ 50キロの走行速度は、ストレスも感じず快適。
前バイクのビッグスクーターと比較してはいけないが、 スクーターがロンツー向きであったかを思い知った。
一方、どんな細道、荒れ道、峠道でも、躊躇なく突入でき、 気になるものを見つけて停車し、 Uターンできる気軽さが最高のKSR-PRO。
ODO1000キロを突破。ロングツーリングはやらないと言いつつ、 早く慣らし運転を終えたくてロングばかり走った。
お尻の痛み以外は、ロングツーリングで疲れるという感覚はない。 おそらく自分が変わっているのだろう。
サイズが小さいので車に舐められる。流れに乗って走っていて、 前に車が詰まっているのに無理やり抜いて、 前の車の後ろに入ってくる。小さなバイクは抜かねばならないという、思い込みがあるのは、 たいてい軽自動車に乗るじじいか子供が乗ってますのステッカーを つけた若い女。腹がたつものの、 付き合わないように言い聞かせて走っている。
スピードは80Kまで出そうと思えば出せるが、60K過ぎると エンジンが無理して頑張っている感が半端ない。
意識してダート、 荒れ道、砂利道走ってみたが、軽くストレスなし。 車体の挙動を体で操り、押しても引いても軽い。 いつでもUターンして引き返せる安心感。
トリップメーターがないので、 250キロ目途でガソリンを補給しているが、 もう少しいけそうだ。 出来れば333キロごとの補給が出来ればありがたい。 一度試してみようと思う。
ガソリン満タンからリザーブまでの走行距離 321K
333Kでの補給は余裕がないので、やはり250を目処にしてゆく。
以上4月5日に受け取り、5月24日 ODO1300K 走行時点での感想。
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